リースのメリット

まさに100%借入と同様の効果

借入によって機械設備を購入する場合は、自己資金準備などのために100%の融資効果が得られないことがあります。リースなら、100%融資を受けた場合と同様の効果があります。

コストが正確に把握できます。

リース料の支払いは、通常、毎月一定額ですから、資金計画がとてもたてやすくなります。また、リース料を製品コストに入れるだけで、コストの把握ができるので、原価計算が簡素化され、原価意識が高まります。

リース料はインフレと無関係です。

リース料は契約時に定めた一定額の支払いですから、インフレになっても、お金の価値が下がった分だけ割安となる計算です。

技術革新に乗り遅れません。

現在は、技術革新の著しい時代。法定耐用年数通りに機械設備を使用していたのでは、設備が陳腐化する危険性が高くなっています。将来の陳腐化時期を予測してリース期間を設定すれば、いつでも最新鋭の設備が活用でき、 技術革新に迅速に対応できるわけです。

資金が効率よく運用されます。

リースの利点は、一時に多額の購入資金が不要なことです。毎月のリース料支払いだけですみますから、機械設備の購入による資金の固定化がさけられ、その資金を有効に運用して利益をあげることができます。

事務負担が軽くなります。

機械設備を購入した場合、いろいろわずらわしい事務負担が発生してきます。たとえば、資金調達、諸税金支払、損害保険、資産処分事務などがあげられますが、リースを利用した場合は、これらの負担がなくなり、管理部門の合理化が図れます。